歯科コラムcolumn
「治療が怖い」「長時間の処置が不安」そんな方へ ― 静脈鎮静で安心して受けられる歯科治療を2025/07/13
調布駅周辺で歯科医院をお探しの方のなかには、「治療は必要だと分かっていても、怖くてなかなか行けない」「以前、痛い思いをしてから歯医者が苦手になった」という方も少なくありません。とくにインプラントや自由診療のセラミック治療など、時間のかかる処置や外科的な処置が必要な場合は、不安の大きさから治療そのものを諦めてしまうケースもあります。
調布歯科・矯正歯科では、そうした方に向けて「静脈鎮静法(じょうみゃくちんせいほう)」という選択肢をご用意しています。これは、治療中にまるで眠っているかのようなリラックス状態をつくる方法で、緊張や恐怖心を感じることなく、スムーズに治療を受けられるという特長があります。
緊張をやわらげ、気づいたら治療が終わっている感覚へ
静脈鎮静では、点滴を使って鎮静薬を投与し、深く落ち着いた状態をつくります。完全に意識を失うわけではありませんが、治療中の出来事をあまり覚えていないことも多く、「こんなに楽だと思わなかった」「寝ている間に終わっていた」と感じられる方も少なくありません。
この方法は、ただリラックスできるだけでなく、治療中に身体がこわばったり、急に動いてしまったりすることが少ないため、医療側としてもより精密で安全な治療が行えるという利点があります。とくに外科的な処置や長時間の補綴治療など、集中力と正確さが求められる場面で非常に効果的です。
静脈鎮静を使うのは、特別なケースに限られます
調布歯科・矯正歯科では、すべての患者さまに静脈鎮静を使うわけではありません。あくまで、治療内容や患者さまの状態に応じて、必要と判断された場合のみに適用しています。
たとえば、以下のようなケースです。
- インプラント手術や骨造成などの自由診療における外科処置
- セラミック・ジルコニアなど補綴治療で長時間の診療が必要な場合
- 過去のトラウマで、通常の歯科治療を受けるのが難しい方
- 治療中の緊張が強く、血圧の急上昇や嘔吐反射を起こしやすい方
- 全身疾患との関係で、心身の安定が必要な方
このように、「不安を乗り越えて、しっかり治療を受ける」ためのサポートとしての活用を前提としています。決して便利な選択肢として気軽に使うものではなく、安全・必要性・適応の3点をきちんと評価したうえでご案内しています。
麻酔科の専門医が必ず立ち会います
静脈鎮静を安全に行うためには、薬剤の管理、全身状態のモニタリング、緊急時の対応など、高度な医療スキルが求められます。そのため当院では、静脈鎮静を行う際には、必ず麻酔科専門医が立ち会い、処置中の全身管理を担当します。
血圧・心拍・酸素飽和度などを常時チェックしながら、万全の体制で治療を進めることで、患者さまにも私たち医療チームにも、安心して処置に集中できる環境が整います。
私たちは、歯科医師だけでの静脈鎮静は行わないという方針を徹底しています。
「麻酔薬を使うからには、専門医が管理すべき」という原則のもと、安全性を最優先にした診療体制を築いています。
不安を無理に我慢しないでください
「治療したい気持ちはあるけれど、怖くて一歩踏み出せない」
「長時間の手術が怖くて、インプラント治療を諦めかけている」
「過去の痛い経験がトラウマになっている」
そんなお悩みを抱えた方こそ、私たちにご相談いただきたいと思っています。
静脈鎮静は、“我慢できる人だけが治療を受けられる”という状況を変える方法の一つです。
私たちは、ただ歯を治すだけでなく、「安心して治療に臨める環境を整えること」も医療の一部だと考えています。
治療前には、患者さまのお話を丁寧にうかがい、静脈鎮静が本当に必要か、どのような方法が一番合っているのかを一緒に考えていきます。
調布エリアで安心の自由診療を受けたい方へ
調布歯科・矯正歯科では、自由診療の治療においても、医療の安全性と快適さの両立を重視しています。とくにインプラント治療やセラミック治療のように、時間と精度の求められる処置では、患者さまの緊張を取り除くことが、治療そのものの質にも直結します。
静脈鎮静は、そうした医療の質を支える手段の一つです。
調布で、安心できる自由診療・インプラント治療をご検討の方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。ご自身の不安と向き合いながら、どうすれば安心して治療を受けられるか、私たちと一緒に考えてみませんか。